公募研究:令和4年度学術変革領域研究(A)

熱水噴出孔のジオラマ再現と極限環境微生物の生存戦略ストラテジー

研究代表者
西山 雅祥(近畿大学 理工学部)

生命が生まれたのは、深い海の底にある熱水が湧きたつ場所であると推察されている。熱水の温度は時として数百度を超える一方で、少し遠ざかると0度近くの低温環境が広がる。近年の研究では、現在につながる生命が誕生したのは、これら両極端な温度のどちらでもなく、両者の中間であろうと推察されている。本研究課題では、熱水噴出抗を模倣した「ジオラマ環境」を構築し、極限環境微生物が環境変化をどのように知覚しながら行動するのか調べる。太古の地球で生まれた原始生命体は過酷な環境をどのようにして生き抜いたのか、その生存戦略にせまることが研究のゴールである。

熱水噴出孔のジオラマ再現と極限環境微生物の生存戦略ストラテジー

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