ジオラマ製作班(A02-2)

精子鞭毛や気管繊毛の構造―運動相互作用を分子から組織スケールで計測している篠原と、ゼブラフィッシュ腸内のin vivo可視化計測を行っている菊地で構成されています。公募研究を含めた他班の実験装置の製作支援を行います。

研究課題名

ジオラマ環境における濃密微生物のin vivo4D-X線トモグラフィー可視化法の開発

本研究では、 変動著しい実環境における原生生物の細胞レベルの行動を「ありのままに」に観察する可視化法の開発を行います。
生体内の情報を乱すことなく「ありのままに」高時間分解能で微生物の運動情報を取得することができれば、微生物懸濁液流動の力学的理解につながります 。 観察手法によって環境情報(温度、密度、濃度など)や生体情報(代謝、吸収、分解、運動、遺伝情報など)へ影響を与えることなく、より精錬された観察条件(正確度、分解能や再現性)を得るために観察条件の拘束考慮に入れた解析や分析が必要です。原生生物の能力を覚醒するジオラマ環境を構築し、細胞群の運動や局在分布を最新の計測技術を用いることで細胞懸濁液中における微生物流動メカニズムの解明を目指します。

精子に関する実験では、A01班の柴、B01-1班の石川と連携します。微細藻類に関する実験では、A01班の紫加田とB01-1班の石川と連携します。領域内の他班のジオラマ環境の製作や可視化手法について構築し、微生物流動メカニズム検証のための実験系と解析手法の構築を行います。
領域全体におけるジオラマ環境の製作サポートを担います。

ジオラマ製作班(A02-2)

時間とともに腸後方へ輸送される腸内細菌叢分布のin vivo ライブイメージング

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ジオラマ製作班(A02-2)
メンバー

菊地 謙次

東北大学大学院工学研究科
准教授 菊地 謙次

2009年東洋大学大学院工学研究科修了(博士(工学))
東洋大学理工学部助教、東北大学大学院工学研究科特任助教、准教授を経て現職
専門は生体流体計測、ライブイメージング、バイオメカニクス、流体力学

研究室HP

中村 修一

分担者①

東北大学
大学院工学研究科
准教授 中村 修一

研究室HP

宮川 泰明

分担者②

弘前大学
大学院理工学研究科
助教 宮川 泰明

研究室HP

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