計画研究

計画班は8人の研究代表者からなり、ジオラマ構築→行動計測→行動理解→アルゴリズム検証の4つのステップを連携して遂行します。
計画班では主に精子と微細藻類、バクテリア、繊毛虫、粘菌などの生物種を研究対象とします。

ジオラマ行動班(A01)

ジオラマおよびパノラマ環境で有害赤潮藻の日周鉛直運動を調査している紫加田と、卵に向かって方向変換する精子の鞭毛運動を研究している柴で構成されています。必要に応じて公募研究を含めた他班に実験データを供給する役割を担います。

研究班紹介

ジオラマ行動班(A01-1)/ジオラマ・パノラマ環境下における有害赤潮藻の集積アルゴリズムの解明

研究班紹介

ジオラマ行動班(A01-2)/ジオラマ環境下における精子走化性の応答計測とメカニズムの解明

ジオラマ製作班(A02)

精子鞭毛や気管繊毛の構造―運動相互作用を分子から組織スケールで計測している篠原と、ゼブラフィッシュ腸内のin vivo可視化計測を行っている菊地で構成されています。公募研究を含めた他班の実験装置の製作支援を行います。

研究班紹介

ジオラマ製作班(A02-1)/哺乳類の気道繊毛細胞がジオラマ環境変動に応答する際の原生知能の解明

研究班紹介

ジオラマ製作班(A02-2)/ジオラマ環境における濃密微生物のin vivo4D-X線トモグラフィー可視化法の開発

徹底力学化班(B01)

徹底力学化班(B01)は、繊毛虫の行動アルゴリズムなどを解明している石川と、精子の走流性などの数理モデルを構築している石本で構成されます。生物物理学と応用数学の手法を用い、さまざまな微生物の応答や細胞間連携、細胞と環境の相互作用を徹底的に力学化します。

研究班紹介

徹底力学化班(B01-1)/環境連成力学を基盤とした微生物行動シミュレータの開発

研究班紹介

徹底力学化班(B01-2)/微細藻の形態形成と生殖・生態・進化に関する環境連成力学モデルの構築

アルゴリズム評価班(B02)

アルゴリズム評価班(B02)は、粘菌が迷路の最短経路を探索するアルゴリズムなどを解明している中垣と、微細藻類の集団運動モデルを構築している飯間で構成されています。公募研究を含めた他班のアルゴリズムの検証を行い、各研究課題にフィードバックします。

研究班紹介

アルゴリズム評価班(B02-1)/繊毛虫・アメーバの集団的空間探査と空間活用のアルゴリズムの解明

研究班紹介

アルゴリズム評価班(B02-2)/微生物の行動および環境とのクロストークアルゴリズムの解明

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