10億年前の原生的知能から新領域を見出す~ジオラマ行動力学

研究領域の目的と背景

 本領域では、細胞レベルで発現する巧みな環境・状況適応能力(ここではこれを原生知能と呼ぶ)を探索し、その能力を力学モデルで書き下すことを目的としています。そのための方法論として、「ジオラマ行動学」と「環境連成力学」を確立し、それを基盤とした新規学術領域「ジオラマ行動力学」の創出を目指します。これにより、原生知能の仕組みが明らかになることが期待されます。また、微生物行動の予測と制御の技術が進み、パノラマ環境(自然環境)で展開する健康問題や環境問題の克服に資する知見を提供することも期待できます。

 微細藻類による環境赤潮と精子による生殖、卓越した新規細胞行動の探索の3つに焦点を絞り、ジオラマ行動力学の有効性を検証してまいります。

北海道大学
電子科学研究所 教授
領域代表 中垣 俊之

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総括班メンバー

生物流体力学の学理
active soft matterの学理

京都大学
数理解析研究所
准教授 石本 健太

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東北大学 大学院
医工学研究科
教授 石川 拓司

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広島大学 大学院
統合生命科学研究科
教授 飯間 信

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環境赤潮の
学際研究

水産技術研究所
主任研究員
紫加田 知幸

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精子運動の
細胞生物学

筑波大学
生命環境系
助教 柴 小菊

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最先端の
細胞計測・操作技術

東北大学 大学院
工学研究科
准教授 菊地 謙次

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東京農工大学
工学系研究科
准教授 篠原 恭介

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原生知能の
探究

北海道大学
電子科学研究所 教授
領域代表 中垣 俊之

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ピックアップPickup

【2024.9.20~9.21開催】
「ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学」第6回領域全体会議

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